原因と治療法を見つける

体外授精と人工授精は違う不妊治療方法です。体外受精は女性の卵巣から卵子を取り出して、卵巣外で男子の精子を受精させてから細胞分裂後に子宮内に戻す方法です。それに対して人工授精とは採取した精液を子宮内に直接注入するもので、精子を卵子が受精しやすいところに入れるという治療方法です。人工授精を行うケースとしては、女性器異常でうまく受精できない場合や男性が無精子の場合、またEDにかかっている場合などがあります。人工授精は遠心分離で優良な精子を選び出して注入する方法が一般的で、4回位行えば妊娠する確率がほぼ90%と高くなります。人工授精の治療を受けるには、不妊治療専門の病院やクリニックに受診する必要があります。また人工授精で妊娠しない場合は、次の段階である体外受精に進むケースが一般的です。

ところで人工授精や体外受精による不妊治療を行う場合に、気になるのがそれぞれの費用です。人工授精の場合は健康保険適用で治療を行うことができます。病院やクリニックによって若干治療費は異なりますが、排卵誘発剤などを使用した場合の金額を含めると1回大体10,000円前後の費用になります。ちなみに排卵誘発剤を使用しないで済む場合は1回の診察に2,000円から3,000円程度の費用になります。一方体外受精の場合は高度な不妊治療になるうえに、健康保険適用外ですので大体300,000円から500,000円位の費用負担になります。また体外受精の場合は病院やクリニックによっては治療費にバラつきがありますので、事前に確認を取っておくことが望ましいでしょう。